湯灌の儀
・来世に旅立つための産湯
人は「おぎゃー」と生まれたらすぐに産湯に浸かります。
その産湯と同じように、亡くなられた時に湯灌をされるということは、来世へ旅立つための産湯です。
・漢字をかえて
生まれて初めて入るのが「産湯」亡くなられて入るのが「湯灌」です。
この産湯と湯灌の漢字を一文字変えて「産湯→初湯」・「湯灌→湯完」「湯ではじまり、湯でおわる」
- 湯灌専用特殊車両にて自宅および会館へ到着いたします。セレモニースタッフ2名でお伺いいたします。
- 湯灌儀式のご説明を行います。洗浄槽を室内(自宅及び会館)へ搬入セッティング。故人様の衣服を脱がせやすくするために硬直をときます。
- お肌を見せることなく、儀式用タオルをかけ故人様を洗浄槽まで移動します。
- 湯灌儀式の口上。
ご家族、ご親族の方々と心をひとつにし、厳粛な湯灌の儀が始まります。
- 逆さ水の儀式。
ご家族、ご親族方々に交替で足元から胸元に逆さ水をかけてお清めの儀式を行っていただけます。
- 湯つつがなく湯灌の儀式が終了します。湯灌で使用したお湯は全て除菌処理し、車両内のタンクに引き込み処理いたします。
- 全身を洗い清めた故人様を床に移動し、衣装(旅支度)の着替えを行います。髪をドライヤーで乾かしセットします脱脂綿詰め替え処置を行い、美粧の儀(化粧)をほどこします。
- お体は左足から右足へと逆さの作法にしたがって全身を洗い清めます。ご家族、ご親族の代表数名で最後に故人様のお顔を優しく拭いていただきます。
- シャンプーで髪を洗いリンスで髪を整え、洗顔、顔剃り(男性は髭剃り)を行います。
- 口元が開いてくる
- 顔色の変化
- 点滴、傷跡からの出血等
少なくとも、こういった変化が出てくると考えられます。
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